
AIで簡単にホームページは作れる時代。でも成果(問い合わせ・売上)はどうなの?
── 私たちが「構造」と「導線」を重視する理由
近年、「AIでホームページは簡単に作れる」「もう制作会社に頼まなくても十分」といった声を、SNSやメディアで見かけることが増えました。
確かに、これは事実です。AIやノーコードツールを使えば、見た目の整ったホームページを短時間で作ることは可能です。
しかし、私たちのもとに寄せられる相談は、こうした声とは少し違います。
ホームページは作ったが、問い合わせが増えない
SNSや広告は頑張っているのに、成果につながらない
見た目は悪くないはずなのに、反応がない
こうした状況を見て、私たちは一つの結論に至りました。
問題は「作れるかどうか」ではなく、「どう設計されているか」だということです。
ホームページは「作るもの」ではなく「機能させるもの」
多くの場合、ホームページ制作は「完成」がゴールになってしまいます。
しかし、ビジネスにおけるホームページの本来の役割は、作品を作ることではありません。
ホームページは、
見込み客が判断を下すための見込み客が「相談しても大丈夫か」を判断するためのツールです。
- この会社は信頼できるか
- 自分たちの課題を理解してくれているか
- 他社と比べて、どこが違うのか
- 問い合わせても大丈夫そうか
こうした判断を、ユーザーは無意識のうちに行っています。
この「判断のプロセス」が設計されていないと、どれだけ見た目が整っていても成果にはつながりません。
集客と成果は、まったく別の役割

よく混同されがちですが、「集客」と「成果」は同じではありません。
私たちは、Web全体を次のように役割分担して考えています。
- SNS・広告:認知、集客
- ホームページ:信頼、不安の解消
- 実績・ブログ・コラム:納得、比較材料
- 問い合わせ:相談の入口
SNSや広告は、興味を持ってもらうためには非常に有効です。
しかし、興味を持った人が「では、この会社に相談してみよう」と判断するためには、別の情報が必要になります。
この役割分担を無視して、
「SNSだけで完結させよう」「ホームページに全部詰め込もう」
とすると、どこかで必ず無理が生じます。
ユーザーは、一直線には動きません

よくある誤解の一つに、
「ユーザーはトップページから順番に見てくれる」
という考えがあります。
実際の行動は、もっとバラバラです。
- SNSから来て、いきなり実績ページを見る
- 検索から来て、最初に料金ページを見る
- 紹介で来て、会社概要だけ確認する
つまり、入口は分散しているのです。
だからこそ重要なのが、「導線を一本の線で考えない」ことです。
私たちは、
入口は分散、判断は集約
という考え方で導線を設計しています。
どこから来たとしても、最終的には
- 信頼できるか
- 比較したときに納得できるか
- 不安が解消されているか
という判断材料に必ず触れる構造を作ります。
ブログやコラムは「集客」のためではありません

「今どきブログは必要ない」という意見もよく耳にします。
確かに、日記のようなブログや、目的のない更新は不要です。
しかし、私たちが考えるブログやコラムの役割は、集客ではありません。
それは、
比較されたときに選ばれる理由を補強するための材料です。
- よくある失敗の解説
- 判断に迷いやすいポイント
- 私たちの考え方やスタンス
こうした情報は、SNSでは流れてしまいますが、ブログやコラムとして残しておくことで、検討段階のユーザーにとって強い判断材料になります。
AIは否定しません。ただし「任せきり」にもしません

私たちはAIを否定していません。
むしろ、制作スピードを上げるための道具として積極的に活用しています。
ただし、次の点だけは明確に区別しています。
- AIが得意なこと:制作、下書き、スピードアップ
- 人が担うべきこと:設計、判断、責任
誰に、何を、どう伝えるのか。
比較されたときに、どこで勝つのか。
成果が出なかったとき、どこを修正するのか。
これらは、現時点ではAIに任せきれない領域です。
私たちの取り組み方

私たちは、「作ること」から仕事を始めません。
まず行うのは、現状の整理と導線の設計です。
- どこから人が来ているのか
- どこで不安が生まれているのか
- 比較されたとき、何が足りないのか
これらを整理した上で、初めて制作に入ります。
そして、作って終わりではなく、改善と運用を前提に考えます。
正直に言えば、
この考え方が合わない会社さんもあります。
「とにかく安く作りたい」
「作るだけで十分」
そういった場合は、無理にお勧めしません。
私たちは、この考え方に納得いただける方と、長くご一緒したいと考えています。
最後に:AI時代だからこそ、設計が価値になる
AIによって「作ること」のハードルは下がりました。
だからこそ、これから価値になるのは、
- どう設計するか
- どう導線を組むか
- どう判断を助けるか
という部分です。
ホームページは、ただの見た目ではありません。
信頼・納得・比較を経て、相談につなげるための構造です。
もし、
「作ったけど成果が出ない」
「何を直せばいいのか分からない」
そんな状態であれば、作る前の設計に立ち返ってみる価値はあるかもしれません。
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