茨城県のホームページ制作前に知っておきたい専門用語①

「制作会社との打ち合わせで専門用語が多くてついていけなかった」 「ドメイン・サーバー・CMSって言われても、何のことかよくわからない」

茨城県内でホームページ制作を検討している中小企業・個人事業主の方から、こうした声をよく聞きます。専門用語を知らないまま打ち合わせに臨むと、要望がうまく伝わらなかったり、不必要なオプションを勧められても気づけなかったりするリスクがあります。

この記事は、茨城県内でホームページ制作を依頼する前に知っておくと安心な専門用語をわかりやすく解説するシリーズの第1弾です。今回は「基本キーワード10選」として、制作会社との打ち合わせで必ず出てくる用語を厳選して解説します。


① ドメイン(Domain)

ホームページのインターネット上の「住所」のことです。

「https://example.com」というURLの「example.com」の部分がドメインです。世界中で同じものが2つと存在しない、唯一の住所です。

知っておくべきポイント

ドメインは購入ではなく「年間使用料を払って借りる」ものです。費用は年間1,000円〜3,000円程度が一般的です。

ドメインの末尾(.com・.jp・.co.jpなど)によって意味や取得条件が異なります。

末尾 特徴
.com 世界で最も普及・誰でも取得可能
.jp 日本在住であれば個人・法人問わず取得可能
.co.jp 日本の法人のみ取得可能・信頼性が高い

最重要:ドメインは必ず自社名義で取得してください

制作会社名義で取得してしまうと、後から乗り換える際にドメインを引き継げないトラブルが発生します。ドメインを変更すると、Googleからこれまで積み上げた検索評価がリセットされるリスクもあります。


② サーバー(Server)/レンタルサーバー

ホームページのデータを保存・配信する「土地・建物」のことです。

ドメインが「住所」であれば、サーバーは「実際にお店がある建物」にあたります。この2つがそろって初めてホームページをインターネット上に公開できます。

知っておくべきポイント

自社でサーバーを所有・管理するのは費用も手間もかかるため、ほとんどの企業は「レンタルサーバー」を利用します。月額500円〜3,000円程度が一般的な相場です。

サーバーの品質はホームページの表示速度・安定性・セキュリティに直結します。価格だけで選ばず、稼働率99.9%以上を保証しているサービスを選ぶことが重要です。

最重要:サーバーも必ず自社名義で契約してください

制作会社が管理するサーバーにホームページを置いてしまうと、契約終了時にサイトが削除されるリスクがあります。


③ SSL(エスエスエル)/https(エイチティーティーピーエス)

ホームページと訪問者の間の通信を暗号化する「鍵」のことです。

SSLに対応しているサイトのURLは「https://」から始まります。未対応のサイト(http://のまま)は、Googleのブラウザで「保護されていない通信」と警告が表示されます。

知っておくべきポイント

SSL対応はホームページの「基本中の基本」です。未対応のままでは以下の問題が起きます。

  • 訪問者が警告を見てすぐに離脱する
  • Googleの検索順位が下がる
  • お問い合わせフォームから送信された情報が盗まれるリスクがある

現在は多くのレンタルサーバーが無料のSSL証明書を提供しています。制作を依頼する際は、SSL対応が標準で含まれているかを必ず確認してください。


④ CMS(シーエムエス)

専門知識なしにホームページを更新・管理できるシステムのことです。

「Content Management System(コンテンツ管理システム)」の略です。CMSを導入することで、HTMLやプログラミングの知識がなくても、ブログ記事の投稿・新着情報の更新・画像の差し替えなどを管理画面から行えます。

知っておくべきポイント

CMSなしのサイトでは、テキストを1行変えるだけでも制作会社への依頼が必要です。CMSを導入することで、こうした更新コストを大幅に削減できます。

また、定期的な情報更新はGoogleからの評価向上・検索順位の維持にも直結します。茨城県内の競合との差別化においても、継続的な情報発信は大きな武器になります。


⑤ WordPress(ワードプレス)

世界で最も普及しているCMSで、世界中のWebサイトの約43%以上で使われているソフトウェアです。

無料で使えるオープンソースのCMSで、茨城県内の中小企業のホームページ制作でも最もよく選ばれています。

知っておくべきポイント

WordPressの主なメリットは以下の通りです。

  • 専門知識なしに自社で更新・管理ができる
  • SEOに強い設計が可能
  • 5万種類以上のプラグイン(拡張機能)で機能を追加できる
  • デザインの自由度が高い

一方、定期的なセキュリティ管理(バージョンアップ・プラグイン更新・バックアップ)が必要な点は注意が必要です。2026年7月には「wp2shell」という深刻な脆弱性が発覚しており、適切な保守管理の重要性が改めて注目されています。


⑥ レスポンシブデザイン(Responsive Design)

パソコン・スマートフォン・タブレットなど異なる画面サイズに合わせてレイアウトが自動調整されるデザイン手法のことです。

知っておくべきポイント

2026年現在、ホームページへのアクセスの過半数はスマートフォンからです。Googleもスマートフォン対応(モバイルファーストインデックス)を検索順位の重要な評価基準としています。

レスポンシブデザインに対応していないサイトは、以下の問題が起きます。

  • スマホで文字が小さすぎて読めない
  • 横スクロールが必要になる
  • ボタンが押しにくい
  • Googleの検索順位が下がる

制作を依頼する際は、レスポンシブデザインが標準仕様として含まれているかを必ず確認してください。オプション扱いにしている会社には注意が必要です。


⑦ SEO(エスイーオー)

GoogleなどでSEO検索エンジンで自社のホームページを上位表示させるための取り組み全般のことです。

「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略です。

知っておくべきポイント

SEO対策に取り組むことで、広告費をかけずに継続的に集客できます。茨城県内は大都市圏と比べてSEO対策に取り組んでいる中小企業がまだ少ないため、正しく取り組めば比較的短期間で効果が出やすい環境です。

Googleが評価する主な要素は以下の通りです。

  • コンテンツの質:訪問者の疑問・悩みを解決できる情報があるか
  • 技術的な品質:表示速度・スマホ対応・SSL対応など
  • 信頼性:他のサイトからのリンク(被リンク)など

SEO対策の効果が出るまでには一般的に3〜6ヶ月程度かかります。継続的な取り組みが重要です。


⑧ ワイヤーフレーム(Wireframe)

ホームページの各ページの情報の配置・構成を図示した設計図(骨組み)のことです。

色・フォント・写真などのデザイン要素は含まれず、モノクロのシンプルな図で「どこにどんな情報を置くか」を視覚化したものです。建物の「間取り図」に相当します。

知っておくべきポイント

ワイヤーフレームはホームページ制作の中で最も重要な工程の一つです。デザインが完成してから「思っていたのと違う」という事態になると、大幅な手戻りが発生します。

制作会社からワイヤーフレームが提示されたときは、以下の点を必ず確認してください。

  • 重要な情報が目立つ位置に配置されているか
  • お問い合わせボタン(CTA)がページ内の適切な位置にあるか
  • スマートフォンでも見やすい構成になっているか
  • 必要な情報が漏れていないか

「なんとなくOK」で承認してしまうと、後から大きな修正コストが発生することがあります。


⑨ ファーストビュー(First View)

ホームページを開いた瞬間に、スクロールせずに見える画面の領域のことです。

ホームページの「顔」にあたる最重要エリアです。

知っておくべきポイント

Webユーザビリティの研究によると、訪問者はサイトを開いてからわずか3〜5秒で、そのサイトを見続けるかどうかを判断すると言われています。

効果的なファーストビューには以下の5つの要素が必要です。

  • キャッチコピー:「誰に・何を・どんな価値を」提供するかが瞬時に伝わる文言
  • サブコピー:キャッチコピーを補足する1〜2文
  • メインビジュアル:サービスや雰囲気を視覚的に伝える画像
  • CTAボタン:「お問い合わせはこちら」など行動を促すボタン
  • 信頼性を示す要素:実績件数・受賞歴・取引先ロゴなど

「会社名・ロゴが大きすぎる」「何をしている会社かわからない」というファーストビューは、訪問者の離脱につながります。


⑩ コーディング(Coding)

デザインデータをブラウザで表示・動作するホームページに変換する作業のことです。

デザインデータはあくまで「絵」です。それをWebブラウザが理解できる言語(HTML・CSS・JavaScriptなど)に変換する作業がコーディングです。

知っておくべきポイント

コーディングの品質は、ホームページの見た目だけでなく以下の要素に影響します。

  • SEO:適切なHTMLタグの使用がGoogleの評価に影響する
  • 表示速度:コードの最適化がページの読み込み速度を左右する
  • 保守のしやすさ:整理されたコードは後から修正・追加がしやすい
  • ブラウザ対応:Chrome・Safari・Firefoxなど主要ブラウザで正常に表示されるか

コーディングの品質は見た目では判断しにくいですが、制作会社が作ったサイトをGoogleの「PageSpeed Insights」で計測すると、表示速度スコアから品質の一端を把握できます。


専門用語10選まとめ

用語 一言で言うと
ドメイン ホームページの「住所」
サーバー/レンタルサーバー ホームページの「土地・建物」
SSL/https 通信を暗号化する「鍵」
CMS 専門知識なしに更新できるシステム
WordPress 世界最大のCMS
レスポンシブデザイン デバイスに合わせてレイアウトが自動調整されるデザイン
SEO 検索エンジンで上位表示させる取り組み
ワイヤーフレーム ページの情報配置を示す設計図
ファーストビュー 開いた瞬間に見える画面領域
コーディング デザインをホームページに変換する作業

まとめ|用語を知るだけで制作がスムーズになる

この記事で解説した10の専門用語を知っておくだけで、茨城県内の制作会社との打ち合わせが格段にスムーズになります。また「安い業者に任せたら失敗した」「思っていたものと全然違う」という制作失敗のリスクを大幅に下げることができます。


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